《雨がやむ前に、傘をお受け取りください》

SOULQUIZZES / 物語

《雨がやむ前に、傘をお受け取りください》

全8幕・約4分・4つの結末

今日は傘を持って出なかった。なのにポケットには引換券が一枚。駅の隣の住所と、「雨がやむ前にお受け取りください」の文字。扉は開いている。カウンターの奥で、小さなランプが灯っていた。

覚えのない引換券から

謎を解くための知識は必要ありません。選び間違えて途中で終わることもありません。その場に立っているつもりで、今やりそうなことを選んでください。四本の傘がどんな別れ方につながるのかは、最後にわかります。

物に残った跡に目が向く人も、持ち主のことを先に聞く人もいる。八つの選択でつなぐ短編であり、反応に優劣はありません。思っていた結末と違ったら、迷った場面を一つ振り返ってみてください。

結末を先に読む(4種類・ネタバレあり)

持ち手に傷のある黄色い傘

覚えている部分を、持って帰る。

選ぶ前に、係員が黄色い傘を差し出した。持ち手の内側に、短い傷が一本。親指がちょうどそこに重なる。電車を待ちながら、誰かが鍵でつけた傷だ。顔は思い出せない。でも、この傘だとわかった。

一本だけ骨を替えた緑の傘

直したところも、一緒に使う。

緑の傘を開くと、小さな音がした。一本だけ骨の色が明るい。「もう誰も来ないかと思って、昨日直したんだ」と係員。くるりと回すと、雨粒は縁を伝って落ち、内側には入ってこなかった。

少し大きな青い傘

途中まで、一緒に歩く。

青い傘は、持ってみると思ったより大きい。係員がもう一枚の引換券を出した。名前は雨でにじんでいる。「券は二枚、傘は一本」。そのとき、マフラーを探しに誰かが戻ってきた。

まだ名前のない白い傘

行き先は、歩きながら。

白い傘の名札を返すと、何も書かれていなかった。他の傘は預かり物で、これは貸し出し用だという。返す場所を聞くと、係員は傘袋に地図を入れた。「次の忘れ物窓口が見つかったら」。

結果の決まり方

各選択で一つの結果に1点を加え、8問の合計が最も高い結果を表示します。同点なら、並んだタイプのうち最後に選んだものを優先します。前の問題に戻って変更しても、点数は重複しません。

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